5月15日に発表されたことについて思うこと

前回の過去ログ移行お知らせの次に書くことがこれになるとはちょっと思わなかったかなぁ。


5月15日に発表されたことについて書きます。


このことについて、社会的、客観的、倫理的等の面でどうかということをきちんと言語化できる方は世の中にいます、
つまりそうはできていないけど、
今これを書くまでのこと、そして多少広い観点のことと、ものすごく個人的な背景ありきで思ったこと、それぞれの面で書いてみます。(たぶんそして長い)

というわけで、だめだと思ったらその時点でよむのをやめていただくことをおすすめします。



①今これを書くまでのこと

金曜日。
twitterでも先に言及していたが、このことは私にはまず寝耳に水。
そして同じ日にSTORY全公演の振替日程の決まっていない中止(あえてこうかきます)が発表される。こちらは覚悟は決めていたつもりでした。
でも、正直、同じ日に重なったこともあり、かなり動揺していた。(この状況なので、もともと苦手なリアタイはできるはずもなく…です)



土曜日。日曜日。
なんとなく過ぎていった感覚。(前日のマスヒツをきかなかったり今にして思えば無意識にNEWSにふれることをさけていたのかもしれない)
Twitterはみたり、ダビング合間にドッキリGPみたら名前がだされたり、ブラ校みたり…
日曜の夜にけーちゃんのJ-webよんで寝落ちするまではなんか普通に過ぎていく感覚だった。



自分の気持ちの異変に気づいたのが日曜日の深夜に起きてから。
twitterでしげ部にますださんがきたことを把握、でも聞く気が起きず。



月曜日。
深夜に起きてからほぼ寝れないまま仕事へ。(ツイート見返していて、出勤前にブラ校みようとつぶやいてた、あんまり意識ない)



帰ってからもう1回しげ部きこうとしても、がんばってがんばって1曲目がかかったとこでとめてしまう。



結局ここから今に至るまで、NEWSの曲、声はきけていません。そう、ラジオも。
今このときもドラマ見ずにブログを書いています、自担主演ドラマだけども。


J-webはみれている。文字だけは。(単に文字情報を膨大に摂取することに慣れているからかなと思っています)


自分でもひどい奴だなぁと思う、あとはふつうのジャニオタのようにくらしているから。
↑でかいたようにブラ校もみたり。



NEWSの曲が聞けない、メンバーの声すらつらくてきけない、自分にとっては、NEWSが4人での活動を開始してからはじめてのことでした。
正直、ものすごく自分でもこの状態がショックです。



そして、うっすら自分の中で感じていたのが「そのこと」だった。



公式の"掲載内容の相違はあれども"どころか、あまりにもわからなくて、
今までしんでもふむものかと思っていたものを、
わからないにとらわれた弱い心が負け、ゴミ雑誌野郎の思うつぼにはきそうになりながら読んで、結局自己嫌悪で消えたくなった。

(あんなものやっぱり読むべきじゃなかった、絶対に)

ここまでが今日現在の私です。



②多少広い観点でのこと


①のような心理状態の奴が書く時点で、冷静さに欠けているのは重々わかっているのですが。




少し振り返ると、コンサート等の公演開催自粛が始まったのが2月下旬。
東京都などを対象として緊急事態宣言がだされたのが4/7、全国への拡大が4/16。
関東関西から感じるやばさと、地元(今は解除地域ですが特定警戒県でした)の人(≒職場)の感覚にギャップを覚える状態でした。



そして、感染拡大防止のためのいろんな取り組みをSmile Up projectとしてジャニーズ事務所全体で呼びかけ
医療物資の支援、赤十字医療センターのインタビュー映像をはじめとして
NHKと組んだ「続けよう、僕らにできることを。」の3人だったり。


そして、公式youtube等でのコンテンツ提供による広告収益を支援活動にあてると同時に、それをみてもらうことで家にいることを促進し、
感染拡大防止にとりくんできた。

再生回数がすべてではもちろんないけど、再生回数がひとつ示しているんですよね、それだけのこのとりくみ、ジャニーズの影響力を。



そういう中で起きた今回のこと。






改めて今回見直したんです、「続けよう、僕らにできることを。」の動画。
(公開の時期は、今回のことが実際に起きた前になるようだけど)

・高齢者でなくても持病がない人も、感染するし重症化することもあるし重症化した場合の進行スピードが速い、命を落とした人もいる

・ウイルスをもらってこない生活をすること

・ちょっと出かけたい、その気持ちをおさえないと未来は暗いまま

・自分自身の命を守るのは自分自身の行動

・自分を守ることが自分の大切な人を守ることにつながる


抜粋だけど、大事なポイントだと思うんです。









あえてここで名前をだします。






手越くんの行動は、自分自身の命、かかわっている人の命を守る行動じゃなかった。



お仕事、生活していくうえでの必要最低限の外出、仮にどれだけ気をつけていても、そのなかでもちろん感染する可能性はある。
それは誰だってそうだし、それはどうにもならないことだ。



けれども、いろんな人の出演状況をみていくと、
感染拡大防止とプライバシーのことも考慮しながら、自宅からのリモートだけでなく、局や事務所での収録と思われるところもあったし、
再放送での対応も含め、いろんな配慮がなされ、
感染しないようにする、タレントを守るためのとりくみがとられていたと思う。



これには、もちろん局側のスタッフの方々の協力あってだけど、事務所のスタッフの方々の協力だってなくちゃできないんじゃないだろうか。
(これはジャニーズに限らないかもしれないけど、手越くんのお仕事だってそうだ)



不要不急の外出を控えるようタレントに伝えていた(これは今回の発表に明記されている)
ことは、命を守るためだ、まず第一義的には。



自分の命を守るための行動じゃなかった。若いから大丈夫って思ってなかった?
かかわっている人たちの命(もちろんメンバーだってそうだよ)を守るための行動じゃなかった。ちょっとぐらいって思ってなかった?
そして、なにかあればそこから感染が拡大する可能性だってあった。(現にテレビ局内でも感染があったように)



そしてもう1つ。
感染拡大防止を促進していく、そういうお仕事ということに反していると思う。



Smile Up Projectに、かかわりを感じていたかはわからない。


でも、少なくとも、今回のチャリティーソング企画は(事情があるケースは除くが)デビュー組すべてが選ばれていたし、
手越くんだって選ばれていたのだ。


だから、そこからは外された、その趣旨に反する行動だったから。



不要不急の外出を控えるようタレントに伝えていたことは、感染拡大防止を促進する、STAYHOMEを促進するためだ、自らが。



それだけの影響力を持っている。そういうお仕事だ。





③ものすごく個人的な背景ありきで思ったこと

あえて、②でメンバーへの言及をできるだけしなかったのはここで書くことが頭にあったから。

今まで、いやこれからもそうなんだけど、
歌って踊ってパフォーマンスする姿、歌声、メンバーが楽しそうに話していることがすべてで
それで笑うのも感動するのも力をもらうのも好きだーってのもどんな気持ちも、あくまでも私の勝手であって
アイドルとファン、絶対的に別々の人間だって、きちんとわかっていた。



コンサートの3月公演が中止になったときのこと。



メンバー誰も悪くないしさ、そりゃコメントとしてはそう書くのわかってるんだけどやっぱり謝られるとつらくて。


で、悔しい、楽しみを奪ったウイルスに対して腹立たしいと怒ってくれたのはてごだった。


怒っていいんだ、悲しんでいいんだって救われた。




むちゃくちゃ個人的なことを書く。





命にかかわるわけじゃないけど、治療のために定期通院の身だ。


緊急事態宣言がでてからは、仕事面の配慮もあり、
食料品の買い物もできるだけ頻度を下げ、人が少ないコンビニにいって帰るだけ、病院に行く以外太陽浴びたかどうかの生活。



亡くなった両親も、わりかし大きな病院に入っていたし、ICUにいたこともあった。
過去救急で助けてもらったこともある(これは私もだけど)



だから、私にとって、医療従事者の方とは逆の意味で、病院も救急も全く関係が浅くない、そういう存在だ。

この数か月、感染の恐怖、外来閉鎖の恐怖との戦いをしている。
(もちろん、様々なお仕事の方が直面する恐怖に比べればとはわかっているけど)



正直、疲れていた。

だから、あのコメントに救われてから、メンバーそれぞれが発信してくれるものをうけとめているうちに
「一緒に悔しがってくれた」「一緒の気持ち」って思ってしまっていた。



そもそもそれは違うという考え、別々の人間なんだから、別々の感情、気持ちがあるっていう
自分の中のあたりまえだったことが、できなくなっていた。


私の「気持ち」と、彼らの「気持ち」は別の気持ち、なのに。



だから、①に書いた(比較的)冷静な思いと、
そして真逆の自他の境界もへったくれもない「なんで同じ気持ちだったのに(そんな行動をするの)」
が自分の中に共存する状態に陥った。




ここまでは、ある程度はっきりした思い。(一応③おわり)









ここからは、今、自分の中で探っている、ぐちゃぐちゃのわからない状態をかろうじて言語化してみた状態。



私の場合、みんなが好き、グループが好き、が強くて、自担と他のメンバーとの境目があまりない、たぶん。




今回、アイドルとファンの境目のバランスが自分の中で崩れたうえに、
1人でも自分の中のなにかがゆらいだ感情になっていることで、
グループごとのみこめなくなってしまったんじゃないか。

それがこの約8年、1度も直面しなかったことなんじゃないかと思う。





でも、声と曲がきけるように戻りたいよ。みんなに会いたいよ。